miniature garden

ユニベアとLDH(THE SECOND)

レッドベリーの日/後編

9月のライブまでにこの蓄積されまくった脂肪を少しでも削ぎ落とそうとウォーキングをはじめたのですが、体力には自信があったはずなのに筋肉痛が凄い。明らかに運動不足です。

前編からの続きです。

変な汗を流しつつ、どうにかこうにか「この子にしよう」という子を探し当てました。その瞬間、「一番先に入店した方はそろそろ交代してください」というアナウンスが入ったのでそそくさと退散。
一応、他のものを見ているあいだにさすがに空いてくると思うから、ということで、入店制限が解除されるのを待って、あらためてレッドベリーの棚に飛び込んでみようということに。店内をウロウロしているあいだ、すれ違う人はみな我が手にレッドベリーを携えておりました。あの戦場の中で見つけた各々思い描いた子を、しっかりと守っています。みなさん慣れたものです。私は二年くらい前から大概ユニベア目当てに並んでますが、一触即発!みたいなこの独特の緊迫した空気に全く順応することが出来ません。
いい加減に慣れたい。怖い。

スペプラの売り場を見つつ、数十分。
ようやっと列もなくなり、入店制限も解除されたあたりに、レッドベリーの棚をあたたかく見守っている店員さんを捕まえて、聞いてみました。レッドベリーの入荷数を。
「すみません、今回プラッシュってどれくらい入荷されたんですか?」
「こちらですと、104体ですね。いつもより多い方です」
「そ、そうなんですか…」
数は多いとは聞いていたけれど、あんまり多く見えないのはそのぶん買いにくる人も多いからなのかも。どんどん減っていくレッドベリー。
こちらの店舗は、他県からも買いにくるお客さんが多いらしく、若干多めに入荷することが多いそうです。毎度、数は本社が決めているのだそうで。

その店員さんと少しお話しさせていただいてから、ふと売り場を見ると連れが頑張っている。い、いつの間に。おぬし、金を下ろしに行っていたのではなかったか。ああでもないこうでもないと言いつつ、ふいに棚の片隅を見ると、リボンを剥ぎ取られてくったりしている子を家人が発見。
ニベア戦争ではよくあることで、乱暴に棚に戻されちゃったりすると、リボンがべろんとはずれてぶら下がっちゃったりする子がいるんだよね。
あー、かわいそうに…なんて言いながら、家人が手にとってリボンを直してあげて、顔を見ると……超ふてくされた顔してる!ていうか、むしろ激おこ!すっげー怒ってる。
この子の顔を見たとたん、ふたり揃って一目惚れしてしまいました。

はじめに選んだ子もかわいかったのだけど、このリボンをむしられて激おこレッドベリーを手放せなくなってしまい、満場一致でその子をお迎えすることとなりました。いい人にかわいがってもらうんだよ、と最初の子に別れを告げつつ、やっとのことでレジへ向かい、レッドベリーのお迎え完了。ユニベア購入でもらえる缶バッジもいただき、無事退店。この時点で一時間弱経ってた。

そうして我が家にやってきた子がこちら。


ドヤ。


店内でふてくされまくってたときよりは落ち着いたかな。でも、気の強そうなお顔の子です。クイーンらしい。かわいい。
王冠じゃなくてリボンの方がかわいいと思ったので、お洋服着せてもこのまま。
タグは、うちでは基本取っちゃいます。

しかし、ユニベアをお迎えしに行っただけなのに、すっっっごく疲れる。特に疲れるようなことはしてないんだけどね。病院に行ったときと同じ感覚。ひたすら疲労感。
服とか靴とか見ようかな〜と思ったんだけど、そんな気力はなかった。まっすぐ帰った。でもそれ以上に、かわいいレッドベリーに無事に出会えた安堵感でいっぱいです。
うちにきてくれて、ありがとうね。